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色褪せない名画

年明けに、多分二十年ぶりくらいで
「バベットの晩餐会」を観ました。

20180117134152eec.jpeg

<ストーリー>
19世紀後半、重苦しい雲と海を背景にしたデンマーク・ユトランド半島の小さな村。牧師である老父と美しい姉妹、マーチーネとフィリパが清貧な暮しを送っていた。姉妹の元には若者たちや、姉にはスウェーデン軍人ローレンス、妹にはフランスの有名な歌手アシール・パパンが求愛するが、父は娘二人に仕事を手伝ってもらいたいと願い、また姉妹も父に仕える道を選び、申し出をすべて断り清廉な人生を過ごしながら年老いていく。父亡きあと、姉妹の元に家族を亡くしてフランスから亡命してきた女性バベットが、パパンの書いた手紙を携え家政婦として働くようになる。父亡きあと、村人の信仰心の衰えに気付いた姉妹は、父の生誕100年を記念したささやかな晩餐会を催して村人を招待することを思い付くが――。(アマゾンサイトから引用)


1987年度作品。私も公開当時映画館で観ました。
美味しいものがどれだけ人の心を自由に幸福にするか静かに心に響き、
そして、とても小さなコミュニティで過ごす一生に思いを馳せずには
いられなかったのを記憶しています。

後半の料理を作る場面、次々と村人たちに供される見たことないお料理、
ウミガメのスープとかうずらのパイとか、
お料理とともにセレクトされるワインにもすごく興味がそそられたものでした。

公開当時、街のホテルのフレンチレストランが映画の中の料理メニューを
再現したフェアを開催したりもしていました。とても高かったと記憶してます。

その後テレビで放映された時にビデオに撮ったのがあった気がするけど。。。

全然色褪せない、全編集中が切れることなく美しい画面に惹きつけられます。
色合いが、絵画を見ているようだからかな。。。

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指針

今週ドキュメンタリー映画『人生フルーツ』を観た。

DSCN3978.jpg



名古屋近郊のニュータウンの一隅の一軒家の平屋。
そのおうちに住む建築家津幡修一さん(90歳)と妻の英子さん(87歳)老夫婦
の暮らしをおっている。

そこは、1960年代、丘陵地、雑木林があった土地だったが、
効率重視の宅地造成で無機質な団地が建ちならぶ。
ご主人修一さんは、当時ニュータウン計画に携わっていて、緑や地形が残る
プランを目指していたが、結果叶わなかったという経緯がある地なのだ。

ご夫婦は、土地の元の姿の面影がなくなってしまったその一角に、
雑木林、緑、里山の再生を目指して300坪の土地を購入して
50年もの間、コツコツと再生を図ってきた。

*詳細は最下部公式hpのリンク予告編をご覧下さい。


時間をかけて土を肥沃にし、
そこから採れる豊かな果実や野菜達。
それらを使って英子さんは実に手間を惜しまず、おいしそうな料理を
毎日毎日のたのしそうに作る。
ーーびっくりするのは、朝食はご主人に一汁三菜くらいの和食を
作るのだけど、ご自分はトーストにバタージャムを言うスタイルを
貫いている。毎朝2種類の食事は大変だろうにと,思うのだけど
全然、そうは思っていらっしゃらない様子ーーー

私は食事の支度面倒だなぁ〜、と思うことがちょくちょくあるが、
その度、英子さんの台所での様子を思い出して、「そんなことではイカン!」
と、自分にダメ出しするようになるだろう。

修一さんはとても筆まめで、人に対して感謝の言葉を
こまめに伝えることを日々惜しまない。
なじみの魚屋さんにも、「この間の○○がおいしかったです。」とか
イラスト付きではがきを書く。
また、齢90歳でも、お仕事の依頼にものすごく迅速に対応して
いらっしゃったのは驚愕だった。
ほかにもいろいろ印象に残っていることは多々あって書ききれない。。。

これから先のわたしの人生がどのくらいあるかは,神のみぞ知る
だけど、後半生の生き方、いろんな意味で
おふたりのくらしぶりが指針やお手本を示してくださった。

『やれることから,コツコツ、ゆっくりと
時をためて。。。』修一さんの言葉

私の仕事にとっても深くしみいる言葉だ。

公式hp   

シーモア先生

20170115115127cd3.jpeg

友人のブログで紹介されていたのを読んで,是非観たい!!と思い、
先月観に行ってきた。
イーサン・ホークが制作、監督のドキュメンタリー映画。
イーサン・ホークは10代の時に「今を生きる」
(1989年ピーター・ウィアー監督作品)に出演し
(内気な少年で、最後に号泣ものの感動を誘う重要な役で出ていた。)
若くして成功した。しかし40代も後半になり、
その後の役者や創作活動で悩み、行き詰まりを感じていた時に
シーモアさんと知り合い、いろいろ学び救われたのがきっかけで作った
映画だというのも,とても興味を引かれた。

シーモアさん(シーモア・バーンスタイン)は89歳のピアノ教師。
コンサートピアニストとして名声を博し、成功を収めていた脂の
乗り切ったていた50歳を区切りにすっぱりステージを降りて、
後進の指導にその後の人生を捧げて来た。

人生の折り返し地点を過ぎて、きっぱり方向転換するということは、
いろんなしがらみやら,雑念やら、執着やらで,
実行に移すことは並大抵のことではなかったはず。

彼はきっと常に自分の内なる声と真摯に対話してきたのだろう。
彼が発する言葉は、どれも奥深い。
彼に師事しているピアニストのレッスン風景も
表現するとは、ということを心に深く訴えて来るようで
とても印象深かった。

目先のことにふりまわされ,大事なことが見えなくなってしまいがちな
日々のなかにあって、映画の中でシーモアさんが発する言葉は
それを優しく照らし出して,見失わないように導いてくれるようだった。
しかし、私には一回観ただけでは、シーモアさんが発した言葉を把握しきれなかった。
観るごとに感じいる言葉の捉え方や、深さもまた違ってくる
のだろうな。。と,感じた

今、一番強く印象に残っている言葉は、
(個人的記憶と解釈なので、そのままのことばではありません)

「誰しも心の中に源泉を持っていて、それを利用することが
あらゆる幸せをもたらすということ。」

ーーー創造する,作り出すということは,自らの内なる泉から
くみ出すとか、小石を拾って来るような作業であるという例えを
芸術家、創作家達の言として、何度か目にしたり,
聞いたりしたことがある。
また,そういうことを創作に携わっている末席にいるような
私でも実感していることではあるので、
とても納得、共感したのだ。ーーー

シーモアさんは57年間も同じ部屋に暮らしていて、
自ら「仙人みたい」と、語っていたけれど、世俗の事柄には
惑わされず、つねに自分の内面と向かい合っている姿は
まさしくニューヨークに住む仙人なのかもしれない。

映画の中でシーモアさんが弾くピアノもこの上なく美しいの
だった。

まるで、言葉と音の宝石箱(どっかで聞いたフレーズ(^_^)みたいな
映画なのだ。

DVDが発売になるのだとしたら、迷わず入手したい。

今,東京でアンコール上映されているようですよ。




いま頃!クリスマスプレゼント

昨年末からなんだかず〜〜っとバタバタしております。
クリスマス直前まで仕事でバタバタして、イブの日にあわてて家族への
プレゼントを買いに走り、その後はお正月の準備
年明けて少しして家族が体調を崩し、そのあとポンの怪我。

いつも自分にもクリスマス時期に何か買っているのに、昨年はできずじまいでした。

そうしたら、偶然こんなDVDセットが販売されているのを知って
即買いでした!
まあ、これが遅れてきた昨年のわたしへのプレゼントということで。^^;)




やかまし村のギフトボックス [DVD]
私は『やかまし村のこどもたち』『やかまし村の春夏秋冬』の映画はVHSのテープ
しか持っていなく、古くて映像もあまり良くなくなってきたので、
DVDが欲しいなぁと、調べてもいました。
でも、けっこう前に発売されたようで、すごく高額になっていて手が出ませんでした。
いつかセットで出てくれたらな〜と、密かに切に望んでいたんです。

そしたら昨年11月末にひっそり(?)ボックスで発売されているじゃあ〜りませんか!
しかも『リンドグレーンのクリスマス』というやかまし村以外のリンドグレーン作品の
クリスマスにまつわるエピソードで編んだ一枚も入ってる。これがまた良いんです!
すご〜く得した気分です。私はこの中で『カイサとおばあちゃん』の話が一番好きです。
女の子の服装が、ばあちゃんくさいのだけど、ちっちゃいからすごくかわいいのです。

これで、クリスマス前にこのDVDを観るという、楽しみが一つ増えました♪

じんわり響く

先月、映画『じんじん』を観てきました。
この映画は、俳優の大地康夫さんが、北海道剣淵町を訪れた際、
町ぐるみで、大人たちが子ども達に、絵本の読み聞かせをしている
様子に胸を打たれたのがきっかけで作られたそうです。

DSCN3039.jpg

映画の中で町の大人達が、読み聞かせするば場面がしばしば出てきます。
図書館の中に読み聞かせ用の
木で作られたブースというか、囲まれた空間がいくつかあって
その中で、子どもが数人、そして絵本を読む大人と膝を突き合わせるような
距離感で、本を読んでもらえるのです。
子供達は食い入るように絵本の世界にひきこまれて。
こんな環境で育った子供達は、きっと何物にも変え難い大事なものを
胸に携えて成長できるのでしょうね。

ストーリーは、過去、離婚によって、会う事ができなかった父と娘が、
剣淵を舞台に偶然再会し、繰り広げられる確執、
そして、絵本を通して、絆を改めて確かめあうというもの。
周りを取り巻く人たちに、悪人はひとりも登場しない。
安心してストーリーに引き込まれ、そして、ときにホロっとさせられます。
(ほんとは、ホロッとじゃなくて、涙ボロボロのところも^^;)

大地康夫さん演じる主役の父親は、各地をまわるガマの油売りの大道芸人で、
また、惚れっぽくて、おっちょこちょいのお調子者的なキャラクターは
どうしても寅さんを彷彿としてしまいます。
そういう愛すべきキャラクターは、映画の世界の中に形を変えても
時々登場して欲しい存在です。

映画の中のストーリーにも関わってくる絵本
クロコダイルとイルカクロコダイルとイルカ
(2013/05/12)
作:ドリアン助川 絵:あべ弘士

商品詳細を見る

手当たり次第出遭った生きものはなんでも食べてしまうクロコダイルは
みんなから怖れられ近づいてくるものは居ません。
しかし、あるとき、かわいいイルカに出遭ったことで
クロコダイルの心に大きな変化が。。。というおはなしで
読後になんともしれない余韻と、特に後半のあべ弘志さんの
絵は圧巻で、胸に迫ってくるものがあります。
こちらも、書店で手にとって、見ていただきたいです。

『じんじん』公式サイト→
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