おばあちゃんちの小鉢

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この小鉢は母の実家で使っていたもので
祖父母が我が家に同居することになったときに一緒にやって来た
のだと思います。もう40年ほど前の話ですが。

もっと数はあったと思うのですが、今は2個しかありません。
この模様がなんだか昔っぽいと、ずっと感じていましたが
使い勝手がとても良くて ーー薄さ、持った時の手のおさまり、
絶妙な曲線ーー 模様は二の次として食卓への登場頻度は自然と高く、
普段無意識に良く使っているという感じです。
今のところこの使い勝手に勝る小鉢には出会えていません。

この模様も改めて見ると
見ようによっちゃあ、なんかカワイイんじゃないの?と
感じるようになって(寄る年波のせいでしょうかね)
この仲間を増やしたいという気になってきました。

ときどきオークションなどチェックしていますが
なかなかこのシリーズの小鉢は登場しないようです。
(○リタケの1950〜60年代に発売された食器シリーズです。)
去年小皿と大皿がセットで売りに出されていたので
お皿もあってもいいなと思い、ゲットしてしまいました。

小鉢とお皿を一緒に並べると、なんだか祖父母の家の思い出が蘇るというか。。。
小鉢は祖父が毎日晩酌のお供に食べる湯豆腐が入っいた印象が強いです。
子供の頃は「おじいちゃん、よく毎日飽きずにお豆腐を食べられるな。。。」
(昔はあまり好きではなかったので)
と、感心したものでした。

祖父母の家の茶の間。相撲中継を見ながらお豆腐をつまみに
晩酌を楽しむ祖父。
その部屋の空気感や祖父の背中。
夕食の準備をしている祖母の姿。
小鉢がそんな記憶を次々と鮮明に思い起こしてくれます。
今更ながら、モノが持つ力にちょっと驚いてしまいました。


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。。。そういうわけで、湯とうふの晩ご飯にしてみました。^^)




古いものを使いたい

9月末より住まいである実家(築40年以上)の補修工事で
家を離れられない日々が続いております。
やっと今週末にはほぼ終了となりそうです。

それ関連の話ですが。。。
お風呂場をリフォームしました。そろそろヒートショックなるものに
対しての対策もいろいろ講じなければいけないお年頃なので。

昔のままの部分との兼ね合いや、あんまり真新しい雰囲気は
好みじゃないこともあって、古いものを取り付けてバランスを
取りたいと思い、古い、昭和なかんじの電灯をつけることにしました。
10年前まで仕事場としていた家をとりこわすときに
玄関の天井についていた電灯をはずして、キープしていたのです。
いよいよ出番♪とばかりに、取り出してきました。

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金具を直接天井に取り付けるタイプです。


建築屋さん経由で来た電気設備屋さんに頼んだら
部品が無くてできないと、あっさり却下されてしまいました。
あきらめきれずに、まずハンズに行ってみましたが、
やはり部品が合わず。。==)

そのとき、ちょうど近くに以前から気になっていたけど
入ったことはない、昔からある照明器具やさんがあったのを
思い出し、ダメ元で行ってみたのです。

店番の70代くらいのおばさんが雑然としたお店の中に
おられました。
実物を見せて(持参していた)相談させていただくと
「ああ、それなら」と、キビキビと部品をそろえ、
これまた、手慣れた手つきであっという間にその場で
すぐ取り付けられる状態に組み立ててくださいました。
ヵ、カッコいい〜!
あまちゃん風だと、かっけ〜!!です。

「昔の規格の器具に合う部品は、今はほとんどどこにも置いてないからね。」
と、おばさんは手を止めずに話してくれました。

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ペンダントタイプになってしまったけど、とりあえず取り付ける
ことができた♪ よかった!
おばさん、どうもありがとう!


お店に足を踏み入れたとき、「あ、店番のおばあさんなら、ダメかな...」と、
思ってしまったわたし、それこそダメだわ〜。
おばさん、ごめんなさい。

同じ女性でありながら、’メカっぽいことは男性担当’という
固定観念にとらわれちゃってたな。


それと。。。
商売には結びつかないとしても
こういった古い昭和のものをとりつけるために
昔の規格の部品も、ここで問い合わせばわかる
みたいなシステムがあればいいのにと、思いました。

かわいい缶



先月頂いたドイツのチョコレートの缶です。
これは、(当然)捨てられませんね。
将来、アンティーク缶となっていい味だしそうです。

ほんとのアンティーク缶。
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この春訪れたスウェーデン友人宅でのディスプレー。
これぞ正統派アンティーク缶!
約二百年前の暖炉に飾られてました。

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土筆の坊や

雛祭りがすんで少し経ってから、出してきて仕事場に飾っている、創作こけし。
まだ、雪も沢山あった、3月中旬、早く土筆が見られるような、春が来ないかな~
という、気持ちも込めていた。

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これは3年ほど前に、市内の神社の境内でおこなわれる骨董市で
見つけた。
さらにその2年ほど前に、小田原の伊豆箱根工芸市に行った時、展示されていた、
昔の創作こけしのコレクションの中に似たようなものを見ていて、なんだか
気に入ってしまったのが、心に残っていたのだろう。
(そのときのことは、こちらに書いてます。)

例えば20年以上前にこれを見たとしたら、いやげもの (みうらじゅん氏
の造語、もらったら嫌な、ぜんぜん欲しくないお土産)の仲間に入れちゃっていた
だろうと思う。今はみょーに新鮮に感じるのだ。

こけしの箱の中に説明書(?)が入っていて
昭和40年にいくつかの賞を取った工芸品であるということと
作品タイトルと詩が書いてあった。

「   土筆の坊や

かげろうもえる丘の上
     袴をつけて筆もって
お手々つないで一、二、三
     学校へいきませう つくしの坊や
勉強しませう つくしの子
  」


学生じゃなくても、新学期の真新しい気持ちで
がんばろーって気分になる(?)気がします。^^)




近所の塀沿いに沢山生えている土筆、
2週間ほど前の画像です。今はもっとひゅーーっと伸びて、スギナも出てきている。

土筆って、見かけると、なんかニコッとなって「あ、つくしだ。」って
声に出しちゃいますね。

お・す・い



これも散歩の途中で発見したもの。
「おすい」ってなんだろう?と、即座に「汚水」に結びつかなかった。
汚水桝の蓋なんである。

気をつけていると、ストレートに「汚水」とか「汚」と、
図柄なしの味気ない蓋もある。(・・というか、こっちのほうが圧倒的によく見かける。)

きっと「おすい」のほうは、デザインからしてけっこう昔のものじゃないかと思うのだが。。
これを見かける通りは、そうとう昔からの商店街だし。
それにしても昭和な感じだ~。
「汚」という字を直接持って来ず、しかも、さらにきれいな水のイメージで
金魚さんまで使っているその感覚、
トイレのことを「ご不浄」とか「お手洗い」というのと似ている気がする。
(ちがうかな~。。。^^;)
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