2月に観た映画

先月に観た映画(備忘録)
『セラフィーヌの庭』
セラフィーヌの庭 [DVD]セラフィーヌの庭 [DVD]
(2010/12/22)
ヨランド・モロー

商品詳細を見る
 
観たよ、という知人の感想がそんなに面白くなかったというものだったので、
劇場公開のときになんだか行く気がそがれてしまったのだが、
DVDが出たので観てみた。

キャッチコピー「花に話しかけ、木に耳をすませて、心のままに、私は描く」
とあったので、貧しいながらも、純粋な創作にすべてを捧げる妖精のような心
の女性の話かな。。と、想像していたけど、いい意味で裏切られた部分もあった。
彼女が画商に認められ、絵を描く事と引き換えに、生活が安定するやいなや
贅沢な住宅や浪費にはしったりするところなども、それまでの経済的に恵まれない
人生を思えば、納得がいくわけで、そういうところもしっかり描かれていることで
かえって人間像も奥行きが出ていたように思った。
印象的なシーンはセラフィーヌが木に登って枝に座って木や風を感じるシーンや
ラストシーン。

観た後、いろんな意味で数日あとをひいてあれこれ考えてしまった。
表現すること、それにまつわる精神的なことなど。。。
例えば’天賦の才能とは?’とか、
’沸き起こるある意味コントロール不可能な創作エネルギーを自分に納得させるのに
宗教(何かを深く信じること)がその大きな助力となるのではないか’などなど。。。

しかし、このセラフィーヌを演じたヨランダ・モローという女優さんは、すごい!
観ているうちに、セラフィーヌその人自身に思えてしまった。

そして、セラフィーヌという画家、私は、この映画で初めて知ったのだけど
絵は、好きか嫌いかという以前に、なんとも知れない無気味なパワーがあって
映画の中でも、セラフィーヌが「私は、自分の絵が怖いんです。」と、いっていたけど
まさしくそんな感じ。草木が持つエネルギー(ときには畏れを感じてしまうほどの)が
絵のなかに率直に表現されているかんじがした。


セラフィーヌはいつも薄汚れたグレーのショールをまとい、
大きなバスケットを持ち歩いている。
こんな、イメージ。 思い出して描いてみた。


『クレイジー・ハート』
クレイジー・ハート [DVD]クレイジー・ハート [DVD]
(2010/11/26)
ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール 他

商品詳細を見る


昨年この映画でジェフ・ブリッジスがアカデミー主演男優賞を獲った映画。
アルコール依存症のカントリー歌手という、まあよごれ役でしょうか。
過去スターとして華やかに脚光を浴びていた時代もあったが、
すっかり落ちぶれて、自ら運転してドサ廻りをする歌手なのだが、
素晴らしい歌、メロディーを作り出す才能は枯れずに持ち続けている。
私生活も数回結婚離婚を繰り返し、孤独の身となってしまった。
旅の途中で、出会った女性と落ち着いた家庭を持つ夢をもつのだが。。。

主人公を支える友人(酒場のマスターでやはりアルコール依存症経験者)や
いまや大スターとなった弟子(?)が、心から再生を願って陰ながら
彼を支えているところに救いがあった。

役作りのために太ったのか、お腹もぽっこりでているし。
でも地がカッコイイから、何でも決まっちゃうんだよな。。。
味わい深い歌もよかった。ギターも自分で弾いているんだろうか?

ジェフ・ブリッジスのすごいところは、2枚目の役はもちろん、そんな役を演じたら
相当なイメージダウンでまずいんじゃ。。。と思えようなサイコな役もやっちゃったり
とにかくいろんな役を演じているところだ。
個人的には『フィアレス』(飛行機事故で奇跡的に助かった男性が、その後危険な
事、状況になんの恐怖感も覚えなくなるというはなし)の役が印象深い。

『フィッシャー・キング』
フィッシャー・キング [DVD]フィッシャー・キング [DVD]
(2010/06/25)
マーセデス・ルール、ロビン・ウィリアムズ 他

商品詳細を見る


ジェフ・ブリッジス出演作品で観ていなかったので、選んだ。
こっちの方が、話としては『クレイジー。。』より好きだ。
直接的、間接的に心に大きな傷を負った男2人の心の交流。
人気DJだった主人公(ジェフ)の電波上の不用意な発言が引き金で
リスナーが銃乱射事件を起こし、ショックのあまりに立ち直れないでいるところに
その事件で妻が被害者となり、やはりその衝撃から心の病になり大学教授から
ホームレスになってしまっている男(ロビン・ウィリアムス)と出会うところから
いろいろ起きるわけです。シリアスタッチで描かれているわけではなく、笑えるところも
多々ある。
主人公の心根のやさしさというか、イイヤツなところが観た後に
ほーーッとした安堵感をくれる。
ロン毛のジェフ・ブリッジスもかっこいいです。^^)
(ストーリーを語るのは長いのでやめときます。)



そのほかは、

『抱擁のかけら』…ペドロ・アルモドバル監督作品ペネロペ・クルスが超セクスィ~です。

『笑いながら泣きやがれ』…スコットランド映画・命がけで人を笑わせることって、ある意味
                       格闘技みたいだな、、と、思った。

『不思議惑星キン・ザ・ザ』…旧ソ連映画、奇想天外なゆる~いSFもの。これはまたの機会に書きます。

コメントの投稿

非公開コメント

こんにちは~

わぁ!
またAsaオススメのラインナップ、良いカンジだねーo(*^▽^*)o~♪

この中では「クレイジーハート」だけ、噂(笑)を耳にしてます。
娘がね、観に行って「カッコイイおじさんだった」って。
あはは(*^▽^*)
観たい♪

セラフィーヌの絵、良いね。
Asaの絵は本当に素敵。
あ~・・会いたいよぉ。
ご心配かけてますが、私はバリバリ元気です。
父もなんとか持ちこたえて頑張ってるの♪
落ち着いたらメールするねー。

Re: こんにちは~

元気そうで良かった~^^)
連絡入れていいものかどうか考えあぐねていたところだったの。
お父さん、このままさらに持ち直せることをお祈りしております。

たぶん『フィッシャー・キング』、まこちゃん好みだと思うよ~^m^)
ちょと長いけど(2時間以上)観てみて!

やっと、冬も終わりが見えてきたね。
いつでも連絡待ってるよ~。^^)/
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
月別アーカイブ