スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ジョン・アーヴィング作品2つとその映画~1

この本、じつは2年前に友人から「面白いよ」と紹介されて
とりあえず、(上)をすぐ買いました。
しかし。。。なかなか読み進められなくて(途中飽きた==;)
半分ほど読んだところで、一年以上放置してしまいました。(Yサンお恥ずかし^^;)
気を取り直して昨年末に、再度とりかかって、(上)を完読。さて、(下)と、本屋さんに向かったが
絶版になっていた!
そうなると、俄然どうしても(下)が読みたくなってしまい、
古本屋さんで見つけて買って読み終えました。



オウエンのために祈りを〈上〉 (新潮文庫)オウエンのために祈りを〈上〉 (新潮文庫)
(2006/09)
ジョン アーヴィング

商品詳細を見る
オウエンのために祈りを〈下〉 (新潮文庫)オウエンのために祈りを〈下〉 (新潮文庫)
(2006/09)
ジョン アーヴィング

商品詳細を見る


(下)は、(上)に比べて、ストーリーの展開にのせられ、
するするーっと読めました。
最後に、すべてが「そういうことだったのかいっ!!」と、思いっきり
納得させられる結末になっています。
1月に読み終わりましたが、やっぱり妙に心に残る話です。

『ブリキの太鼓』のオスカルを彷彿させるような、オウエンという
少年、5歳児くらいのからだの大きさから成長しないのだが、並外れた知性を
持っている。
そして、11歳の時、親友(この話の語り部である)の母親に野球の試合で
打った球が当たってしまい死亡させてしまう。
さらに教会のクリスマス劇である予言を受け取り、非常に数奇な運命をたどるのだ。、
その少年時代から20代半ばまでの交流を、中年になった語り部(主人公)が
回想するという形で書かれている。

解説には、現代の福音書であると記されているが、
確かに、最低限のキリスト教の知識がないと、なかなか理解できないかも。
わたしのその知識もぜんぜん深くないので、読み込みが浅いところで
踏みとどまっている事と思いますが。。。
さらにベトナム戦争前後のアメリカ社会の
知識もあったほうが、よりふかーく読み込めるのだと思う。
その点でも、わたしはちょっと力不足であった。

でも、そこらへんのことをぜーんぶ取り除いて一部の骨組みだけで
作り上げたのが、この小説を基にした『サイモン・バーチ』という映画だ。
オウエン(映画はサイモンと名前も変えてある)の少年時代だけで、話が作られている。
こんな感じの映画化も、作家にとってアリなのか?と、ちょっと驚いたけど、
原作を読んでから、映画を観ると、面白いと思う。

今感じるのは、(上)のえんえんと長いオウエンと主人公の少年時代や
学生時代の描写は、読者にこの特異なオウエンというキャラクターに
愛情を持たせるようにするためのものだったのかなと、思ったりしている。

コメントの投稿

非公開コメント

No title

昨日はメールすればいいのに、うっかりしてカギコメのほうにしてしまいました。

最低限のキリスト教の知識はあるかなあ・・・・
実は私もくまもカトリックの洗礼を受けているので。
受けたことがあるという言いかたの方がいいかな。それも変ですね。いろいろあって、今は、教会には全く行っていませんし、もう行くこともないでしょうけど。

Asaさんの本や映画の紹介はとても上手なので、いつも見てみようかな、読んでみようかなって思ってしまいます。
NHKの本を紹介する番組、あれに出られそう。

Re: No title

本や映画のことを書くとき、いつもひとりよがりというか
自分だけわかっていて、読む人には???って感じに
なっているのではないかな。。。と、懸念しながらアップして
いるので、うさぎさんの感想、うれしいです。
ありがとうございます。

わたしはとくに宗教を持っていませんが、親がクリスチャンなので
(熱心ではないです)ちょこっとは影響受けてる程度です。
(クリスマスの祝い方とか、そんなもん^^;)
ほんと最低限、基本のところの知識ですよ。
うさぎさんなら、もっと深く読めるのではないかと思います。

No title

Asaさん、こんにちは。
先日はチャリティTシャツへのご協力、どうもありがとうございました。

わたし‥今アーヴィングの「また会う日まで」を読んでいるのですが
久しぶりのアーヴィング本に手こずってまして(笑)、それで、この
「オウエン~」を読み始めたときもそうだったなあと思いだして、思わず
コメントしている次第です。

アーヴィングの本は、とにかく長い!!ですよね?
でも我慢して上巻を読み終えると、下巻はするするっといってしまいますよね?
オウエン~もおもしろかったなあ、また読んでみたいなあと時々思うのですが
なかなか再読の手が伸びません。

Asaさん、他のアーヴィングものは好きですか?
「未亡人の一年」もかなりおもしろかった記憶があります。やはりこの本も
前半部分だけ映画になってますよね?

rucaさん

こんにちは。
もうひとつブログに書こうとしていたのが、
「未亡人の一年」なんですよ。これもおもしろかったですが、
やっぱり長かったですね~。(笑)でも、こまぎれだったので
オウエン~よりは、てこずらなかったかもしれません。
読み終える期限をつけるために、これは図書館から借りて
読みました。(延長しちゃいましたけどね^^;)
映画もとてもよかったです。

rucaさんが今読んでらっしゃる「また会う日まで」はまだ読んでいません。
いつか挑戦してます。
やっぱり、一番好きなのは、一番最初に読んだ「ガープの世界」かもしれません。
映画もグレン・クローズやジョン・リスゴーがいい感じでしたよね~。
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。