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Away From Herを観た

サラ・ポーリーという女優さんは「死ぬまでにしたい10のこと」
「あなたなら言える私の秘密」という映画で主演を演じて、
とても深く印象に残っている。
それらの作品も同様に心に深く残る映画だ。
どちらも重いテーマをあつかっているが、彼女は力まずにその重いテーマを
とても真摯に演じているというのが伝わってきた。

わたしは彼女については、その2本の映画を主演しているという知識しか
なかったのだが、映画の監督・脚本もこなす才人であるというのを、
去年、新聞の映画の紹介ではじめて知った。
『アウェイ・フロム・ハー(Away From Her)』という映画の紹介の記事でだ。
この作品の脚本・監督もつとめ、しかも数々の賞も獲得しているとのこと。
そのDVDを先週末観る事ができた。


45年連れ添った妻がアルツハイマーを発症し、日常生活にも
支障をきたすようになってホームに入ることになる。
入所から30日は環境に慣れる為に、面会禁止になるのだが、その間
妻は夫のことを忘れてしまったようになり、同じくホームに入っている
別の男性に好意を寄せている様子をみせる。そのとき夫は。。。
と、いうストーリーだ。

こういう何十年も連れ添った夫婦の関係をテーマに取り上げるのは
まず、ある程度年齢を重ねてないとムリそうな気がする。
わたしのような年齢的にオバサンの人間でも、そんな微妙な
夫婦関係を理解あるいは解釈するのは、はなから無理!
(夫婦のことはよく分からんとです、といった感じで)と、思ってしまう。

サラ・ポーリーは今30歳。この映画を撮ったときはおそらく26~27歳である。
驚くべきことだ!
そのテーマから距離をとって(年齢的にも)客観的に描くにしても、深い洞察力
表現力が必要なのは明らかなのだから。

こみいった感想はちょっと書ききれないが、
まぁ、いちばんに思ったことは、欧米(?)の夫婦というのは、
最後まで女と男であろうとするということでしょうか。
日本だと、多分年を重ねるにつれ、相方とか戦友とか同志みたいな関係
になるような気がするけれど。。。
あくまでも男女のスタンスを持ち続けるというのは、「ステキ~
なんて、思う人もいるかもしれないが、なかなか、かなりシンドイ気がする、と、
この映画を観て改めて思った。

しかし、’この夫’はそーとーマメだ。毎日小さい花束を持ってホームに
日参するのだ!
最愛の人に自分の存在が忘れ去られつつあるという
恐怖からの行動ではあると思うけど。







↑先日まで日本語版のyoutubeをリンクしていましたが、公開期限切れになってしまったので
オリジナル版をかわりにアップしました。
この映画はカナダが舞台なのだけど、その北国特有の空気感
映像の透明感が、サラ・ポーリーの今まで観た映画の存在感にも
通じるようで、存在の在り様が表現の世界にも現れるのだな。。。と
あらためて感じた。

オリンピア・デュカキスという女優さんも、「月の輝く夜に」や「マグノリアの花たち」
で、好きになったのだが、脇をピシッと締めていて、すごくいい味を出していた。

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