シーモア先生

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友人のブログで紹介されていたのを読んで,是非観たい!!と思い、
先月観に行ってきた。
イーサン・ホークが制作、監督のドキュメンタリー映画。
イーサン・ホークは10代の時に「今を生きる」
(1989年ピーター・ウィアー監督作品)に出演し
(内気な少年で、最後に号泣ものの感動を誘う重要な役で出ていた。)
若くして成功した。しかし40代も後半になり、
その後の役者や創作活動で悩み、行き詰まりを感じていた時に
シーモアさんと知り合い、いろいろ学び救われたのがきっかけで作った
映画だというのも,とても興味を引かれた。

シーモアさん(シーモア・バーンスタイン)は89歳のピアノ教師。
コンサートピアニストとして名声を博し、成功を収めていた脂の
乗り切ったていた50歳を区切りにすっぱりステージを降りて、
後進の指導にその後の人生を捧げて来た。

人生の折り返し地点を過ぎて、きっぱり方向転換するということは、
いろんなしがらみやら,雑念やら、執着やらで,
実行に移すことは並大抵のことではなかったはず。

彼はきっと常に自分の内なる声と真摯に対話してきたのだろう。
彼が発する言葉は、どれも奥深い。
彼に師事しているピアニストのレッスン風景も
表現するとは、ということを心に深く訴えて来るようで
とても印象深かった。

目先のことにふりまわされ,大事なことが見えなくなってしまいがちな
日々のなかにあって、映画の中でシーモアさんが発する言葉は
それを優しく照らし出して,見失わないように導いてくれるようだった。
しかし、私には一回観ただけでは、シーモアさんが発した言葉を把握しきれなかった。
観るごとに感じいる言葉の捉え方や、深さもまた違ってくる
のだろうな。。と,感じた

今、一番強く印象に残っている言葉は、
(個人的記憶と解釈なので、そのままのことばではありません)

「誰しも心の中に源泉を持っていて、それを利用することが
あらゆる幸せをもたらすということ。」

ーーー創造する,作り出すということは,自らの内なる泉から
くみ出すとか、小石を拾って来るような作業であるという例えを
芸術家、創作家達の言として、何度か目にしたり,
聞いたりしたことがある。
また,そういうことを創作に携わっている末席にいるような
私でも実感していることではあるので、
とても納得、共感したのだ。ーーー

シーモアさんは57年間も同じ部屋に暮らしていて、
自ら「仙人みたい」と、語っていたけれど、世俗の事柄には
惑わされず、つねに自分の内面と向かい合っている姿は
まさしくニューヨークに住む仙人なのかもしれない。

映画の中でシーモアさんが弾くピアノもこの上なく美しいの
だった。

まるで、言葉と音の宝石箱(どっかで聞いたフレーズ(^_^)みたいな
映画なのだ。

DVDが発売になるのだとしたら、迷わず入手したい。

今,東京でアンコール上映されているようですよ。




コメントの投稿

非公開コメント

私もDVD待ってます。

Asaさん、こんにちは。
雪深いそちらの生活を思い浮かべながら書いています。

シーモア先生の映画、ご覧になったんですね!
ご感想、とても興味深く、共感をもって拝読しました!

「泉から、どんなふうに、何を、どれだけ拾い上げるか」
私も日々自問自答しています。
ホント、DVDの発売が待たれますね・・・ 私も絶対欲しいですもん!

Re: 私もDVD待ってます。

calvinaさん
calvinaさんのブログで取り上げてもらわなかったら、知らないで
見過ごしていたと思うんですよ!
教えていただきどうもありがとうございます!!

なんだか長々とした文章になってしまって、ひとりよがりっぽくなってるんじゃ
ないかと懸念してましたので、calvinaさんの感想、とてもうれしいです。

DVD,ほんと発売して欲しいですね!

こんにちわ

オンライン上映しているようなので、観てみます。
http://www.uplink.co.jp/cloud/features/603/

konomiさん

こんにちは。ご無沙汰しております。
オンライン上映というのをしてるんですね。知りませんでした。
情報ありがとうございます!
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